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「医師の人材紹介」という仕事の魅力 【 要 旨 】

医師の人材紹介サービスは…、
・年収が高い分、紹介手数料も高く、遣り甲斐がある。
・医師は常に売り手市場であり、景気の波に左右されない。
・診療科目によって紹介時に必要な知識が異なり、奥が深い。
・登録から就任まで時間がかかるが、長く付き合える。
・安易な転職・安易な退職が無いので、責任を全うできる。
・医師との交流を通して、社会及び人生において多くの事を学ぶことが出来る。

人材紹介会社は、得意とする求職者の
「職種(IT系、金融系等)」
「年齢(新卒・若手、ミドル層、経営層、セカンドキャリア)」
「年収(〜400万円、〜700万円、〜1200万円等)」
によってカテゴリー分けされます。

さらに、医療職を専門とする紹介会社の場合では、
「看護師のパート」「看護師の正社員」「薬剤師の派遣」
「医師の常勤」「医師のスポット」など、職種と雇用形態で、得意とする分野が分かれます。

その中でも、「常勤医師の紹介」は、紹介の担当者にとって、
最も紹介者としての責任を全うできる、遣り甲斐あるジャンル
です。

私自身は、中堅の医療従事者専門の紹介会社に16年勤務し、
看護師・介護士、セラピスト、薬剤師、医師の人材紹介を経験しましたが、
現在に至るまで、一番長く携わり、遣り甲斐を感じたのは医師の人材紹介です。

ここでは、何回かに分けて、「医師人材紹介」という仕事の内容と魅力について、
私の経験に基づき、包み隠さずご案内致します。

【1】医師の人材紹介の仕組みとエージェントの存在価値

1. 職業紹介の仕組みと医師の人材紹介の手数料

 有料職業紹介事業は、労働力の需給調整システムの一つとして、厚生労働省から許可を受けた会社だけが実施できる事業です。求人者(病医院、治験・創薬、その他の医師を求める企業)と求職者(転籍を希望する医師)との間をとりもって、雇用関係が円滑に成立するように第三者 としてサポートをすることで、求人者から手数料又は報酬等の対価を受けます。
 有料人材紹介の手数料は一般企業の場合「年収の30〜35%」と言われています。「医師の人材紹介」においては、一般企業と比較して、求職者に支払われる報酬が高い為、料率としては「年収の20〜25%」が一般的と言われています。

2.常勤医師の紹介手数料は1件当たり300万円

一般企業への人材紹介の場合、年収400〜700万円の人材が最も多く、手数料金額としては、1件の紹介の成功報酬が150〜180万円前後となります。一方、常勤医師の人材紹介では、30〜40代勤務医の年収が1400〜1600万円なので、常勤の医師紹介1件当たりの成功報酬としては300万円前後となります。

3.エージェントの仕事と役割

  病院にとっても、非常に大きな金額ですので、当社の場合は、採用面接の前に、転職希望医師と病院担当者のそれぞれと個別に面談を実施し、双方の目的や条件を事前にすり合わせしたうえで、採用面接にも同行・同席をします。採用面接は通常1回のみですが、最終的な勤務条件交渉とその結果としての書面による契約の締結まで責任もって丁寧に行います。
 先生にとっては、私というエージェントとの出会いによって、自分一人で考えているより「将来の選択肢が広がり」、転職活動から就任まで一貫して「安心して目的を達成することができた。」と思って頂けますように。 
 ご紹介する病院や法人にとっては、私のご紹介する「先生の就任が、病院組織の原動力の一つになるように。」と、いつも願っております。

4.病院にとって医師の紹介手数料は高くはない。

 病床のある病院で1名の医師が入院を担当する場合(非常に「雑」な計算で恐縮ですが…)年間で1億円以上の診療報酬が成り立ちます。医師1名を採用するのに必要となる1年目のコストとしては、医師の報酬に社会保険料の法人負担分、そして紹介手数料など総額2000万円を超えます。
 しかし、医師を採用できず医師欠員を生じ、その分入院患者を減らした場合の診療報酬減と、コメディカルの余剰人員を抱えるコストを考えれば、十分な価値があるため、医師を採用する手段として、非常に多くの病院が人材紹介を利用しています。また、医師の採用では専門性が問われます。「泌尿器科の40代でシャントオペができる医師で、このエリアで転職を検討できる」医師と出会うのは非常に困難であり、かと言って、地域医療にあって、他院から「引き抜き」と思われる行為はご法度。という各病院の事情もあると思います。

5.医師にとっても紹介会社の利用はメリットが大きい。

 また、転職希望の医師にとっては、紹介会社を通すことで、後々の「しがらみ」がなく、自分の希望を叶えられる転職ができることは、大きなメリットとなります。
 手術や出来高制の検査に自信のある先生であれば、交渉によって、給与の一部を出来高制にすることも可能ですし、ON-OFFを明確にしたい先生であれば、当直やオンコールの免除を申し出ることも可能です。最近では、週3日の勤務で社会保険に入れる求人というのも見られるようになりました。希望を紹介会社に伝えておくことで、転職サイトでは見かけない、院長職の求人を紹介されるチャンスも訪れます。

 大学医局からの派遣以外の、独自活動としての医師の転職は非常に少数だった20年前と比べて、今は紹介会社もたくさんありますし、特に都市部においては医師の自由な転職が一般的になりつつありますが、「直接応募ではなく、紹介会社(エージェント)を通じての転職」が医師にとっても、病院にとってもスタンダードな形となっています。

次回は、「リーマンショックもどこ吹く風。医師の転職市場は景気の波に左右されない」
というテーマで、医師の転職市場の過去と未来についてお話します。

 ※ ※ ※ ※

尚、当社では、これから転職をしたいという医師からのご相談及び、
これから医師の人材紹介を始めたいというお客様からの相談も受け付けております。

非常に微力ではありますが、より質の高いエージェントがこの業界に増え、
医師の転職が、求人者・求職者の双方にとって「安全・安心」で「将来性を備えた」
ものになることを願っております。

株式会社 メディカルコンヴィニエンスプロダクツ(略称:mcプロダクツ)
キャリアコンサルタント 石井 美和