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医師のキャリアプランを大きく狂わす「病気」の影

実は、その先生と最初にお会いした時に、
随分と顔色が悪いな。と思いました。

キャリア面談の際に、将来の夢に向かってたくさんのプランを伺って、
最期に、健康状態は?と聞くと、
「至って健康。でも最近ちょっと疲れやすいかな。特に移動での疲れが取れない」
と仰っていた先生。

なんと、その2か月後に癌と診断され、手術を受けられました。

術後、退院してからお会いした時は、以前お会いした時よりも顔色もよくなり、
「ああ、実はあの頃から癌が進行していたのかもしれない」と思いました。

健康を取り戻しつつある先生でしたが、
転職先や学びのプランは全て白紙に。

1年先は勿論、5年先を見据えたキャリアプランを考えていた先生にとって、
非常に痛い、入院・治療となってしまいました。

うつ病で、盛業中だったクリニックを閉院。

その先生の履歴書は、3年前から少し不思議な経歴をたどります。

大きな体には意外なほど、物腰の優しい、控えめな印象の先生は、
その頃、ご家庭での問題に直面し、うつ病が一気に悪化。
入院治療が必要となり、盛業していたクリニックを閉院することに。

その後、アルバイト勤務や、半年区切りでの負荷の少ない勤務を経て、
現在は、雇われ院長としてご活躍されています。

ある時点から、急にキャリアの軌跡が不安定になっている場合、
その背後には、実は、うつ病などの心身の不調が潜んでいることが多いです。

誰にでもあるリスク。少なくとも半年分の収入は直ぐに現金化できるように。

医師の勤務は、その多くが激務であり、「代わりが居ない」場合が多い為、
健康に気を付けるどころか、どうしても日常的に心身に無理をかけがちです。

万が一、病気で休職・休業することになるリスクに備えて、
およそ半年の収入分については、すぐに現金化できるよう、
準備が必要です。

多くの疾病の集中的な治療は、およそ半年の間でひと段落就くと思われます。
その後、半年ほど、リハビリや療養をしたとして、
およそ1年後には徐々に職場へと復帰できる状況になるでしょう。

当面の生活費や、仮に転職を余儀なくされた場合を考えて、
少なくとも年収の半年分は、何かあった時にすぐに現金化できるように
普段から備えておければ、良いと思います。

働き方改革でも「治療と仕事の両立」を推進しています。

働き方改革というと、残業規制や有給休暇の強制取得などが
クローズアップされますが、「治療と仕事の両立」についても
大きなテーマとなっているのはご存知でしょうか。

人生100年時代の労働環境がテーマとなっている働き方改革では、
がん、脳卒中、心疾患、糖尿病、肝炎などの反復・継続して治療が必要となる
傷病を負った人も、安心して勤務が継続できるような仕組みづくりを推進
しており、助成金の制度も設定しています。

治療と仕事の両立支援ナビ(厚労省) 
https://chiryoutoshigoto.mhlw.go.jp/about/index.html

令和元年・産業保健関連助成金(厚労省)
https://www.johas.go.jp/sangyouhoken/tabid/1389/Default.aspx

医師にとっても、多様な働き方が模索できる時代。

大学医局や、大病院に勤務していると、あまり情報が入ってこないかもしれませんが、
医師にとっても、多様な働き方が模索できる時代になっています。

臨床でも、急性期・回復期・療養(介護院、老健)・クリニックなどありますが、
臨床以外では、産業医や行政医(保健所などでの勤務)、
英語が堪能であればメディカルドクターなどの選択肢もあります。

治療後は、少しゆったりとした勤務で、無理なく仕事をスタートするのが
理想ですが、この「ゆったりとした」「ストレスフリー」で、というのは、
まさに、個々の価値観に基づくものであって、それぞれの先生によって異なります。

人によっては、多少、職場に拘束される時間が長くても、
目標や使命感に追われない日々を言うかもしれませんし、

遣り甲斐を感じられない・自分の必要性が感じられないことが
ストレスになるので、短時間勤務でON-OFFが明確な職場環境
を望むかもしれません。

治療後の回復していく過程では、自分の価値観と今までの勤務環境を比較検討して、
ご自身の人生にとって本当に大事なものを選んでいく作業をする機会を設けると良いでしょう。

その上で、「週3日勤務の勤務」「9時〜16時までの勤務」
「週5日・1日6時間の勤務」「非常勤の掛け持ち勤務」「当直・残業無しの勤務」など
多様な条件でのご勤務の提案が可能です。

医師としてのご経験と、明確なキャリアプラン・ライフプランがあれば、
転職活動と就任までの準備期間に4~6か月ほど見て頂ければ、
必ず、先生の生活にフィットする仕事は見つかるでしょう。

ご自身の理想を、具体化するにあたっては、
経験豊富なキャリア・コンサルタントのサポートが必要になるケースも
あるかもしれません。

当社では、転職をご検討中の医師のご相談は、無料にて受け付けております。
その際は、お気軽にお問い合わせください。

株式会社メディカルコンヴィニエンスプロダクツ
キャリア・コンサルタント 石井美和