• お問い合わせ
  • 0120-598-555
  • Facebook
  • Twitter
  • はてなブックマーク
  • LINE

だれもが転職を考えなければならない機会。

転職には大変な労力がかかります。
もちろん、リスクも。。。

それでも、だれもが転職を考えなければならない機会。
それが「定年退職」「セカンドライフ」「セカンドキャリア」です。

人生100年時代。
「健康であれば70代まで働いて欲しい」
という意思が、最近の政府の施策から読み取れます。

では、医師の場合、60代・70代でも転職はできるのでしょうか?


 ※ ※ ※ ※


結論から言えば、
常勤・非常勤で転職先をご紹介できる
年齢の上限は、医師の場合「70歳まで」が目安です。

人材紹介で面接にお連れしたり、ご就任された先生の中には、
70代前半や半ばの方も数人はいらっしゃいますが、その場合は、
医師が不足している地域及び診療科でのご就任でした。

しかし、サラリーマンなど他の職種に比べると、
はるかに、転職可能な年齢は高いと言えます。

では、医師の場合は、「何歳ごろまで」に、
「どのようなセカンドキャリアへ」と舵を切れば良いのでしょうか?

ライフプランとマネープランは、それぞれの家庭によってかなり違う。

そのタイミングは、「ライフプラン」と「マネープラン」が大きく関わってきます。

50代から60代前半といえば、
子供がいる場合、教育費が一番重くのしかかる年齢です。
(特に、医師は晩婚の方も多いように思います)

私が見てきた、陥りやすいパターンとしては、
50代半ばで、ゆったりした勤務を希望して
療養病床で当直無の勤務に移ったものの、
残業代や当直手当が無くなった分、収入が減ってしまい、

同じころに、子供の医学部進学と住宅ローンが重なって、
結果、60歳前後でも、常勤以外に、当直のアルバイトや週末の日当直を
時給を上げる交渉をして引き受けているという先生の例です。

仕事について自由な選択ができる年齢になったのだからと
「ゆったり」を選んだのに、現実はそうはいかず、
常に少しでも割の良いアルバイトを求めて奔走している。
というのは、少しばかり残念な現実ではないでしょうか。

やはり、40代半ばから50代半ばくらいまでに、
パートナー(配偶者)と、老後を含めた
マネープラン・ライフプランについて話し合い、
将来の方向性と「覚悟」を、家族と一緒に、
確認しておく必要があるでしょう。

その際、「今」と「10年後」「20年後」をそれぞれ想定して

・仕事(もしくは社会活動で)で何を実現したいか
 (どんな仕事・活動ををどれくらいしたいか)
・どの程度の収入を想定しているか
  生活費がいくら必要で、貯蓄にいくらまわせるか?
・転居や、単身赴任も可能なのか?

を、各時期に分けて時系列で整理してみることが重要です。


医師が仕事に困ることは、ほぼありませんが、
希望通りの仕事がいつでもあるかどうかといえば、それは「No」です。

特に、生活のために、どれほどの収入が必要かは、
それぞれの家庭で異なりますし、
家族や先生自身が、我慢できる点も違うでしょう。


60代で、週5日・残業無・1200万円の
老健施設長としての収入があれば十分なのか、

60代で、週5日・1800万円の収入が必要かでは、
家族の心構えから、先生自身の働き方まで、大きく異なります。


例えば、
A先生は、ゆったり働きたいけど、年収は落とせないので、
都心部に比べて報酬の高い、地方の病院への単身赴任を決断。
趣味で何度も行ったことのある〇〇県の療養型病院に63歳で就任。

B先生は、まだ体力には自信がある一方で単身赴任はしたくない。
報酬面で条件の良い在宅診療に徐々にシフトするべく、
週4日を常勤先で勤務し、週2日は近隣の在宅診療所でアルバイト中。

C先生は、65歳からはお金に縛られずにやりたいことをやってみたい
という希望があり、58歳で週3日の常勤勤務を探して年収1200万円で
就職。当面は、ほかでもアルバイトをして、年収1800万円以上を
確保するものの、徐々に医師としての勤務は減らしていく予定。

D先生は50代前半ですが、医師としての晩年はクリニックで地域に根差した
診療をしたいという希望がある。子供たちの学費も目途が立ち、
その上で、老後資金と貯蓄もそれなりにできてきた。
借入をせずとも開業できる範囲を決めて、承継開業案件に3年以内に
めぐり合いたいと考えて、情報を収集している。

といった具合です。

40代半ば、50代半ばで「キャリアプラン」の見直しを

ここで重要なのは、人生の中で、ある程度の
「行き当たりばったり」があるとしても、

「50代、60代、70代の理想像」を持っておき、
それに向けて「家族とも話し合って、理想に向けて準備を進めていく。」ことです。

準備のタイミングとしては、早ければ早いほど良いのですが、
私たちを取り巻く社会環境もまた、目まぐるしく変わって行きます。

目安としては、40代半ばと50代半ばの2回、
「キャリアプラン」「マネープラン」について、大きな見直しをして、
より先生に相応しい、時代の流れに即した理想像を
持っていただくのが良いと思います。

キャリアプランについては、1時間程度の面談で
ご自身の頭の中にだけあったプランを可視化していくことも可能です。

ご興味があれば、当社に「キャリアプラン希望」と、
お気軽にお問い合わせください。

 ※ ※ ※ ※


最後に、安定して高収入を得られる医師には、
「保険」や「投資」のお話が多く寄せられると思いますが、
それは「将来の理想像」からの逆算に当てはまっていますか?

過剰でも、過小でも、後の生活でのストレスや足枷に繋がりかねません。
もしも、保険や投資に対する、ご自身の基準が分からなくなっていたら、
「キャリアプラン」から逆算し、医師の働き方について詳しい
良心的な専門家に相談することを、一つの方法としてお勧めしております。

(株)mcプロダクツ キャリア・コンサルタント 石井美和